コリン また会おうね [コリン]
2020年12月22日3時25分 コリンが旅立ちました。
14歳10か月と17日でした。
来年2月5日には15歳、
お祝いしようね、いちご狩りにも行こうね
と話していた矢先の、突然のことでした。
12月13日の朝 急にご飯もおやつも食べようとしなくなりました。
でもフードは手からあげれば食べてくれました。
大好きなミニトマトなどは自分から美味しそうに食べてくれたので
少し安心しました。
翌日、翌々日・・・と大好きなフルーツすらも徐々に食べなくなって、心配が募りました。
12月17日の夜、主治医の先生から電話があり
少し前に受けていた細胞診から、喉の奥に肉腫があると分かりました
喉の奥の方で覗いても見えないため、専門の病院で検査を受けなければ詳細は分からない
とのことでした。
実はちょっと前から何となく、コリンの体からいつもと違う匂いがしているような気がしていました。
コリンパパにも「コリンはどこかに腫瘍があるんじゃないかな?」と話していたのですが・・・・
それでもコリンの様子は変わりなくずっと元気で、
ご飯もおやつもフルーツもよく食べ、1日3回のお散歩も行っていました。
ただ喉の腫れがあって少し痛がるような様子が見られたので、細胞診を受けた直後のことでした。
今後の治療のことも考えると、放射線治療が可能な腫瘍科がある病院は、
日本獣医生命科学大学付属動物医療センター または 動物高度医療センターJARMeC の2つとのことでした
日獣の予約は1月後半までいっぱい と言われて諦め、JARMeCに予約を入れました
でも最短でも12月28日(月)の予約。
その後25日(金)に繰り上げになりましたが、正直なところ今のコリンの状態ではそれまで持たないかもしれない・・・
という気持ちがどこかにありました。
でも我が家では普段から、万が一の時には最後まで家で、
そして出来る限りコリンが辛くないような形でみてあげたいね
とコリンパパと話していました。
コリンは日ごとに水分すらも飲み込みにくくなってきました
何とかして25日の受診までの間、水分だけでもしっかり摂る必要があったので
流動食や水分をシリンジで少しずつ口の中に入れてあげることにしました。
大好きなイチゴをしぼったジュースも、美味しそうに飲んでくれました。
食べにくい、飲み込みにくい、ということを除けば、コリンはいつも通り穏やかに過ごしていました。
そして何よりも、この一週間はたまたまコリンパパもコリンママもどちらも常に家にいて
ずっとコリンのそばについていてあげることができました。
今思えば、コリンはそんなタイミングさえも見計らっていたのかなと思います。
12月21日(月)昼に、急にコリンの呼吸が苦しそうになりました。
主治医の先生に相談してER動物救急センターを急いで受診したところ
夕方まで酸素を吸わせてもらうことになりました
ただでさえ、知らないところが大の苦手なコリン・・・
大丈夫か心配で心配で、気が気ではありませんでした
夕方に迎えに行ったらコリンママを可愛い笑顔で出迎えてくれて
やっぱりコリンは家に帰りたがってる、と確信しました。
自宅に帰ってからは、家族みんなでずっとコリンのそばに付き添って過ごしました
苦しそうにあちこち歩きまわってはペタンと寝て・・・という状態でした。
でもいつも通りオシッコに行きたそうな様子も見られたので、
22日に日付が変わる頃、呼吸が苦しいながらもコリン兄&コリンパパと一緒にお散歩に行きました
苦しいはずなのに、コリンはいつもの公園まで頑張って歩いたのだそうです。
でも、公園の入り口でよろけてコケてしまったと。
痛い思いをさせてしまった と、コリン兄は何度も後悔していました。
でも最後にコリン兄とまたお散歩できて、コリンはとても嬉しかったに違いありません
そしてその3時間ほど後・・・・
コリンはコリンパパ・コリンママが見守る中、
コリンママの腕の中で笑顔で、お空へ旅立ちました。
旅立つ少し前に、コリンは右手を大きく動かして・・・
まるで「バイバイ」とでもいうような仕草をしました。
初めて見る動きでした。
旅立ちまでの間、苦しい時間もありましたが、最期はとても、とても穏やかで安らかでした。
コリンはもともとお散歩があまり好きではありませんでした。
今年の秋からは更に歩く距離が減って、
排泄の時にもお散歩の時にも、徐々に後ろ足が心許なくなってきていました。
もっと長く元気に過ごせるように、排泄しやすくなるように、という思いから、
11月11日にはコリンの車椅子を作りました。
しかもコリンによく似合う、赤い車椅子
車椅子があると立ち姿が更に凛々しくなって
少し長い距離が歩ける様になって喜んでいたところでした。
でもプライドの高いコリンはもしかしたら内心、車椅子なんてイラナイよ、って思っていたかもしれません。
コリンは最後の3日間ほどの間、車椅子を使わずゆっくり時間をかけて自分の足で確かめるように、あちこちを歩いて回りました。
尻尾もフリフリして、まだこんなにしっかり歩けるんだね~ と喜んだほどでした。
朝夕のお散歩やコリンママと一緒によくダッシュした公園、毎日見た桜の木、大好きな車を停めている駐車場、一緒に歩いた駅への道・・・
そして旅立つ前には、それぞれの部屋や台所など、家中を一生懸命に歩いて回っていました。
苦しくて身の置き所がなかっただけかもしれませんが、
でももしかしたらもう一度、自分の家を見て目に焼き付けておきたかったのかもしれない。
コリンなりの、終活だったのでしょう。
もう一度会いたかった方々も沢山いたに違いないと思います。
新型コロナの感染が拡大して、これまでのように仲良しわんちゃんや顔馴染みの皆さんとも、なかなか道で会うことがなくなりました
でも不思議なことに、亡くなる2日前からタイミングよく、ご近所で可愛がってくださる方々とお会いでき、またおじいちゃん&おばあちゃんにも会うことができました
すぐ近くに住んでいてもコロナで帰り辛くなってしまったコリン兄も、
コリンの不調を知って完全防備で飛んで帰ってきてくれました
何よりも自分の一番の子分だったコリン兄が帰ってきてくれて、
コリンはどんなにかホッとしただろうと思います
「なくてはならないもの」
コリンの名前の由来です
誰の体の中にも必ずある、コリン という物質。
コリンが無いと、人間は生きていけません。
コリンがうちにきた2006年5月15日から14年半。
GO!GO!コリンを通じて沢山の方に可愛がっていただいて、
コリンのおかげで私たちも沢山のお友達ができました
雨の日も風の日も、楽しい時も辛い時も、ずっとそばにいて、いつもおんなじ大きなお目目で私たちをじっと見守ってくれていました
コリンは私たち家族にとってまさになくてはならない存在で、本当に幸せな14年半でした
これまでGO! GO! コリンを楽しみにしてくださり、コリンを可愛がってくださり、ありがとうございました
コリンが私たちと一緒にいた大切な記録だから・・・
このままこのブログはずっと残しておきたいと思います。
コリンは何でもお見通しで、優しくて、お利口さんで、親孝行の自慢の息子でした。
箱に入るのが好きで、文字通り箱入り息子
中身は犬じゃなくて猫なんじゃないか、
いや、もしかしたら人間なんじゃないか・・・
と何度真剣に考えたことか。
コリン、最期までよく頑張ったね
コリン、大好きだよ
愛してるよ
また会おうね
待っててね
かわいいコリン、それまでほんの少しの間、ゆっくりおやすみなさい
14歳10か月と17日でした。
来年2月5日には15歳、
お祝いしようね、いちご狩りにも行こうね
と話していた矢先の、突然のことでした。
12月13日の朝 急にご飯もおやつも食べようとしなくなりました。
でもフードは手からあげれば食べてくれました。
大好きなミニトマトなどは自分から美味しそうに食べてくれたので
少し安心しました。
翌日、翌々日・・・と大好きなフルーツすらも徐々に食べなくなって、心配が募りました。
12月17日の夜、主治医の先生から電話があり
少し前に受けていた細胞診から、喉の奥に肉腫があると分かりました
喉の奥の方で覗いても見えないため、専門の病院で検査を受けなければ詳細は分からない
とのことでした。
実はちょっと前から何となく、コリンの体からいつもと違う匂いがしているような気がしていました。
コリンパパにも「コリンはどこかに腫瘍があるんじゃないかな?」と話していたのですが・・・・
それでもコリンの様子は変わりなくずっと元気で、
ご飯もおやつもフルーツもよく食べ、1日3回のお散歩も行っていました。
ただ喉の腫れがあって少し痛がるような様子が見られたので、細胞診を受けた直後のことでした。
今後の治療のことも考えると、放射線治療が可能な腫瘍科がある病院は、
日本獣医生命科学大学付属動物医療センター または 動物高度医療センターJARMeC の2つとのことでした
日獣の予約は1月後半までいっぱい と言われて諦め、JARMeCに予約を入れました
でも最短でも12月28日(月)の予約。
その後25日(金)に繰り上げになりましたが、正直なところ今のコリンの状態ではそれまで持たないかもしれない・・・
という気持ちがどこかにありました。
でも我が家では普段から、万が一の時には最後まで家で、
そして出来る限りコリンが辛くないような形でみてあげたいね
とコリンパパと話していました。
コリンは日ごとに水分すらも飲み込みにくくなってきました
何とかして25日の受診までの間、水分だけでもしっかり摂る必要があったので
流動食や水分をシリンジで少しずつ口の中に入れてあげることにしました。
大好きなイチゴをしぼったジュースも、美味しそうに飲んでくれました。
食べにくい、飲み込みにくい、ということを除けば、コリンはいつも通り穏やかに過ごしていました。
そして何よりも、この一週間はたまたまコリンパパもコリンママもどちらも常に家にいて
ずっとコリンのそばについていてあげることができました。
今思えば、コリンはそんなタイミングさえも見計らっていたのかなと思います。
12月21日(月)昼に、急にコリンの呼吸が苦しそうになりました。
主治医の先生に相談してER動物救急センターを急いで受診したところ
夕方まで酸素を吸わせてもらうことになりました
ただでさえ、知らないところが大の苦手なコリン・・・
大丈夫か心配で心配で、気が気ではありませんでした
夕方に迎えに行ったらコリンママを可愛い笑顔で出迎えてくれて
やっぱりコリンは家に帰りたがってる、と確信しました。
自宅に帰ってからは、家族みんなでずっとコリンのそばに付き添って過ごしました
苦しそうにあちこち歩きまわってはペタンと寝て・・・という状態でした。
でもいつも通りオシッコに行きたそうな様子も見られたので、
22日に日付が変わる頃、呼吸が苦しいながらもコリン兄&コリンパパと一緒にお散歩に行きました
苦しいはずなのに、コリンはいつもの公園まで頑張って歩いたのだそうです。
でも、公園の入り口でよろけてコケてしまったと。
痛い思いをさせてしまった と、コリン兄は何度も後悔していました。
でも最後にコリン兄とまたお散歩できて、コリンはとても嬉しかったに違いありません
そしてその3時間ほど後・・・・
コリンはコリンパパ・コリンママが見守る中、
コリンママの腕の中で笑顔で、お空へ旅立ちました。
旅立つ少し前に、コリンは右手を大きく動かして・・・
まるで「バイバイ」とでもいうような仕草をしました。
初めて見る動きでした。
旅立ちまでの間、苦しい時間もありましたが、最期はとても、とても穏やかで安らかでした。
コリンはもともとお散歩があまり好きではありませんでした。
今年の秋からは更に歩く距離が減って、
排泄の時にもお散歩の時にも、徐々に後ろ足が心許なくなってきていました。
もっと長く元気に過ごせるように、排泄しやすくなるように、という思いから、
11月11日にはコリンの車椅子を作りました。
しかもコリンによく似合う、赤い車椅子
車椅子があると立ち姿が更に凛々しくなって
少し長い距離が歩ける様になって喜んでいたところでした。
でもプライドの高いコリンはもしかしたら内心、車椅子なんてイラナイよ、って思っていたかもしれません。
コリンは最後の3日間ほどの間、車椅子を使わずゆっくり時間をかけて自分の足で確かめるように、あちこちを歩いて回りました。
尻尾もフリフリして、まだこんなにしっかり歩けるんだね~ と喜んだほどでした。
朝夕のお散歩やコリンママと一緒によくダッシュした公園、毎日見た桜の木、大好きな車を停めている駐車場、一緒に歩いた駅への道・・・
そして旅立つ前には、それぞれの部屋や台所など、家中を一生懸命に歩いて回っていました。
苦しくて身の置き所がなかっただけかもしれませんが、
でももしかしたらもう一度、自分の家を見て目に焼き付けておきたかったのかもしれない。
コリンなりの、終活だったのでしょう。
もう一度会いたかった方々も沢山いたに違いないと思います。
新型コロナの感染が拡大して、これまでのように仲良しわんちゃんや顔馴染みの皆さんとも、なかなか道で会うことがなくなりました
でも不思議なことに、亡くなる2日前からタイミングよく、ご近所で可愛がってくださる方々とお会いでき、またおじいちゃん&おばあちゃんにも会うことができました
すぐ近くに住んでいてもコロナで帰り辛くなってしまったコリン兄も、
コリンの不調を知って完全防備で飛んで帰ってきてくれました
何よりも自分の一番の子分だったコリン兄が帰ってきてくれて、
コリンはどんなにかホッとしただろうと思います
「なくてはならないもの」
コリンの名前の由来です
誰の体の中にも必ずある、コリン という物質。
コリンが無いと、人間は生きていけません。
コリンがうちにきた2006年5月15日から14年半。
GO!GO!コリンを通じて沢山の方に可愛がっていただいて、
コリンのおかげで私たちも沢山のお友達ができました
雨の日も風の日も、楽しい時も辛い時も、ずっとそばにいて、いつもおんなじ大きなお目目で私たちをじっと見守ってくれていました
コリンは私たち家族にとってまさになくてはならない存在で、本当に幸せな14年半でした
これまでGO! GO! コリンを楽しみにしてくださり、コリンを可愛がってくださり、ありがとうございました
コリンが私たちと一緒にいた大切な記録だから・・・
このままこのブログはずっと残しておきたいと思います。
コリンは何でもお見通しで、優しくて、お利口さんで、親孝行の自慢の息子でした。
箱に入るのが好きで、文字通り箱入り息子
中身は犬じゃなくて猫なんじゃないか、
いや、もしかしたら人間なんじゃないか・・・
と何度真剣に考えたことか。
コリン、最期までよく頑張ったね
コリン、大好きだよ
愛してるよ
また会おうね
待っててね
かわいいコリン、それまでほんの少しの間、ゆっくりおやすみなさい